オープン・ソース - クリエイティブ・コモンズ・ジャパン
Image credits: limaoscarjuliet
これまで本の制作において、自分以外の作家・編集者・書籍制作関係者と共同制作・編集したことがある方なら、そのような作業が簡単なものではないことをご存知でしょう。また、このような経験がなくとも、ワープロソフトで複数の文章を1つにまとめようとした経験があるなら、同類の難しさを感じたはずです。
今回は、先月中旬に行なわれたO'Reilly Tools of Change会議において発表された、Booktypeと呼ばれる新しいプラットフォームをご紹介したいと思います。このプラットフォームは、コンテンツの編集や出版を行う上での共同制作を促進する目的で開発されました。
この本に関するオープン・ソース・プラットフォームには、著作者にとって魅力的な機能がたくさん備わっています。
- 印刷・Amazon・iBooks・ほとんどの電子書籍(pdf・epub・mobi・odt・htmlなど)といった、様々な読者のタイプに合わせた形式に対応 。
- 用途に応じた目次・章立て・ページ番号・およびフォーマットの設定、および共同制作・編集を容易にするインターフェイス。
- 執筆が終わると即座にLulu.com・Amazon・iBooksへ出版可能。
- ライセンスの帰属表示とライセンスのトラッキング(利用者の行動を記録・追跡するなど、情報を継続的に収集・監視する機能)が可能。1冊の本に複数のライセンスを使うことも可能。
- バージョン管理(コンピュータ上で作成、編集されるファイルの変更履歴を管理するためのシステム)
- 翻訳機能・現地語化するための枠組みの設定。
このシステムは、*FLOSS Manualsのプラットフォームに基づいています。これは、Booktypeに馴染みがあったり、すでに利用してい多言語の寄稿者が大勢いるこということを意味します。
*FLOSS Manuals- オランダに本拠地を置く非営利財団。2006年設立。フリーソフトウェアの使い方について質の高い文書を制作することに取り組んでいる 。
心をだますする方法 CCJPブログでも言及する機会の多い図書館ポータルサイト"ヨーロピアナ(Europeana)"。先月もデジタル新聞を提供するプロジェクト"European Newspapers"を開始するなど、その勢いはとどまることを知りません。今回はこのヨーロピアナに新しく追加された機能のご紹介です。
「皆さんがオンライン検索する時、その探していたものがどこにあるのかわかりますか?」そして「皆さんの身近にあるものはあったでしょうか?」-これら質問には、ヨーロピアナ・ポータル最新機能を利用し回答することができます。これまでヨーロピアナの開発部では、マップ上で検索結果の位置情報とプレビューを確認することができる新しい相互検索・ディスプレイ機能の開発に力を注いできました。
検索クエリーから検索結果トップ1000件が多層化された地図(OpenStreetMap・Google Physical・Google Street・Google Hybrid・Google Satellite)に自動的に分布・表示されます。検索アイテムは紫色のサークルによって表示され、地域あたりの検索結果数が多ければ多いほど、大きいサークルで表されます。そして利用者が興味のあるエリアや地域を拡大すると、サークルが細分化され、より正確に検索結果を表示します。さらに、サークルをクリックすると別のディスプレイが開き、検索アイテムの特定場所・ タイトル表示・地理座標を表示します。また、タイトルをクリックすれば、オーバーレイとアクセス記録を残すことなく、フルページ表示で結果を閲覧することができます。このマップはタッチやスワイプにも反応するので、iPadやAndroidタブレットなどのデバイスからの新しいマップと連動することも可能です。
だますことができますでコインを学ぶ 1つ1つのアイテムは、所在地の座標に基づいて位置表示されます。現段階では、全てが地理座標を持ち合わせているわけではなく、今後ヨーロピアナが継続的に新アイテムを追加し、コンテンツ提供者とともに蓄積された情報をより強化していくようになっています。検索した際には、ページの上左端にある地球儀マークをクリックすることで直接開くことも可能です。今回の新機能をお試しになる際には、以下のような検索ワードを利用するとよいでしょう。(検索中に何かしら不具合が生じた場合には、アップデートを有効にするためにブラウザーのキャッシュを消去してみて下さい)
ヨーロピアナの内容が、利用者の皆さんにとって身近なものとなれば嬉しく思います。今回の新しいマップ検索・ディスプレイに関して感想をお待ちの方は、是非ご連絡下さい。これは、これから皆さんと共有しようとしている数々の新機能の中のほんの一部ですので、今後ヨーロピアナのブログで発表される内容についてもご期待ください。
原文:New Feature: Map Search and Display
公開日時: 2012年2月17日
BY Neil Bates (Junior Marketing Specialist)
(このCCJPによる翻訳記事はCC:表示-継承 非移植3.0ライセンスで公開しています)
マジックとは常に錯覚を作り出し、その仕掛けを明らかにしないものです。もし種明かしされたなら、私たちは驚きを全く感じなくなります。マジックの種はミステリーを守るものなのです。書籍『Magic:A picture History』の中で、ミルバーン・クリストファーはこう語りました。「ミステリーはマジックの基本的な魅力。一度種明かしされた途端、マジシャンは少しインパクトのあるサスペンスドラマの俳優のように、ただの操縦者になってしまう。観客は先にエンディングを知ってしまっているからね。」
偉大なるマジシャン達は、私たちの心理は怠惰で、脳はパターン照合機械であり、そして大きな動きは小さな動きを覆ってしまうということをよく知っています。 しかし、今日のテクノロジー発展により、人々は以前よりも簡単にマジックの種を知ることができるようになりました。マジシャンのパフォーマンスを録画し、映像を巻き戻してコマ送り再生する、そして確実にマジックの秘密を発見できてしまうのです。YouTubeにアップされているマジシャンに対し、「マジックの種が分かった」という内容のコメントはいくつも見受けられます。 では今後、テクノロジーの発展と共に、どのようにマジックは展開し革新するのでしょうか? スイス出身ニューヨーク在住のマジシャン、マルコ・テンペストはしばしば自身の作品を「オープン・ソース・マジック」という言葉で表します。彼はマジックの種を明かし、オンライン上で観客とコミュニケーションをとり協力しながら、コミュニティーで作品を共有しているのです。Marco Tempest: Augmented reality, techno-magic
テンペストはガジェットやソフトフェアを愛するテクノマジシャンであり、その作品には従来の見慣れた小道具と同じように 、拡張現実、ロボット工学にソフトフェア、スクリーンといったものが使われます。彼の動きは "持続したマジック" と表され、Wired紙は "種がバレる瞬間ではなく、的確なカードが出された時に、途切れる事の無い魅力的な体験が生まれる" と述べています。このようなテンペストの新手法は、現実と非現実の境界線をまたいでいるのです。例えば、Wired紙は次のようにも著しています。"彼がマジックに使う映写トリックでは、ボールが現実とバーチャル世界を行き来する。そうと明示されないが、従来のマジックは彼のショーにも組み込まれているのだ。" "観客がそれほど確信を持てない時とは、目の前のことが'現実か、それともコンピュータによって作られているのか'が分からない時である。彼のマジックではこの感覚が見事に観客に作用を及ぼし、成功を納めている。"
そして、テンペストはマジックについて全く何も隠さないのです。ある手品シリーズではたった1つのカメラ付き携帯のみ用いて、(このマジックは一切の映像編集、撮影後の編集なし)、その後のフォローアップ・ビテオの中で種明かしをしています。これだけでも驚きですが、まだ話は終わりません。 テンペストはソーシャル・メディア・チャンネルを利用し、観客と接点を持つことでフィードバックを得ているのです。ここで出されたアイディアを作品に取り入れた場合は、観客の名前を作品クレジットに載せます。 12134433863684535" >さらにマジックの種明かしだけでなく、パフォーマンスを作り出すテクノロジーをもシェアするのです。「科学の世界と同じように、私たちが知識と研究を共有すればマジックはより速く前進する。そしてそれは全員がマジックを向上させる大きな役割を果たしているということ」とテンペストは話します。iPhoneを使ったマジックを制作するにあたり、彼はオープン・ソース・コミュニティー上で人々と協力し、MultiVidと呼ばれる2つ以上のスクリーン間の映像を同期するソフトウェアを作りました。さらに他のアーティストのため、このソフトウェアをアップルストアから無料でダウンロードできるようにしたのです。 マルコ・テンペストのモットーは、対話型・包括的・オープン・そして協力的なマジックの公開です。観客と接点を持ち、マジックに参加させたいと考える彼は言います「マジックとは観客とリレーションシップを築くこと。だから僕のアプローチはパーフェクトだ」と。
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FAQ1
まだ余興で手品をしたことがない人でも、余興に手品をやってみたいと思ったことは何度 かあると思います。 ... どうせなら、ちょっと手の込んだ手品をやってみて種明かししたら 以外に簡単にできて驚かれるというパターンで、手品の種明かしをしてみてもいいです よね。 .... テレビなどで行う時は「マジック」って使い分けているだけのような気がします。 read more日本古典奇術「呑馬術」について
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カードマジック、コインマジック、手品の道具や活躍中のマジシャンの情報も紹介してい ます。 マジック、 .... すくなくとも局側はその大義名分で番組作りをすることができます。 しかし、 .... ただ言えることは大抵のマジシャンは興味本位、人々のマジックに対する 興味を失わせてしまうようなマジックの秘密の扱いには反対であると言うことで、これは 私も同意見です。 .... 私達も興味本位のタネの暴露をテレビで行うことは望んではおり ません。 read more
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