25日、北海道夕張市で開催中の「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2012」特別上映作品『ウルトラマンサーガ』の舞台あいさつが行われ、ウルトラマン初挑戦となったDAIGOが登壇、「ウルトラ頑張りました！」と思いを語った。

　粉雪舞うゆうばりの地が、DAIGOの登場で熱くなった。「夕張には初めて来ましたけど、雪景色がきれいだなと思って堪能させてもらっています。ゆうばりで皆さんに映画を観てもらうことができて、気分はファンタスティック（映画祭）です」と本人もすっかり映画祭を楽しんでいる様子。

　今回ウルトラマン初挑戦となったDAIGOは。若き戦士ウルトラマンゼロ役については、「正直、いろんな仕事をしているけど、自分の人生でウルトラマンに出るという予測がつかなかった。監督をはじめ、スタッフのウルトラ愛はハンパない。目に入れても痛くないような人たちに感化されてウルトラ頑張りました！」と振り返る。

　本作で「フィニッシュ」という決めポーズを決めるDAIGOだが、「台本を読んだらフィニッシュとあって、ここで決めポーズをと書いてあった。もしかして、これはウィッシュとかけてくれているなと。するとポーズを考えるのは俺の役割だなと。それで監督に提案したら、いいじゃないですかと言ってもらえた」と明かす。脚本を担当した長谷川圭一が「すばらしいポーズ。はやるのを期待しています」と期待を寄せると、「こんな風に言ってもらえるなら、映画の中でもっとやっておけばよかった」と悔しがるDAIGO。

　そこで、集まったちびっ子たちの前で改めて「フィニッシュ」ポーズを披露すると、さっそくまねする子どもが続出。DAIGO出演の続編を希望する声が飛び出すと、会場は大きな拍手に包まれた。（取材・文：壬生智裕）

「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2012」は2月27日までアディーレ会館ゆうばりをメイン会場に、北海道・夕張市内各会場で開催中